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2014年11月23日

捕獲率100%?



また少しばかり、ご無沙汰しましたトラシス夜風でございます^^;
何か筆を進めようかと思いましたところ。。。
やはり前回との繋がりもある針の話が宜しいかと.....。


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テールシングルについては未だ発展途上段階にあるという話だった。
では通常のトリプルについてはコレというものがあるのかと問われれば...。


(;一_一)となる。


渓流を始めたころの2005年では
まったくというほど悩みもせず全てST-11に換装。
カンツリのみだった、それまでにも実績は十分にあり自然の流れとなったのである。
(当時の管理釣り場ではシングル化は進んでおらずトリプルでもOKだった。

フック選択の迷路へと突入したのは2007年。
今では代名詞ともなっている本流域への挑戦がきっかけとなった。

何しろ狙うべき相手は身体がデカく口も硬いし
流れの圧しも強い本流では刺さりの良さと強度のバランスが必需となる。

その挑戦が始まったときにはフックの選定ができず
各ミノーやスプーンに標準として装着される針を使用してみた。
そして生涯忘れることのできない出来事が起こったのである。

ミノーはバフェット65s
デフォルトで付いていたのはオーナー社ST-36♯10だった。

初めて掛けた渡鱒は目の前まで来て
あっさりとバレて去っていったのを昨日のことのように記憶する。

若干太いかと思っていた程度のST36の株は大暴落。
前に述べたようにカンツリ出身だった私にとって細軸化は必然の流れとなった。
また身近なところで反36についての信用できる証言もあり
その流れは時を追うごとに加速していったのである。

蛇足ではあるが今思えば当時のタックルはufmウエダSTS64
ラインは伸びのあるナイロンの直結だった。
きっと勘の良い方なら、どういったことだったのか察しはつくだろう。

本流域の挑戦初日にして脱太軸となった私。
そこからはイジらなくとも良い小渓仕様までも巻き込み
異常ともいえるフック細軸化への道へと突き進むこととなったのである。

どこまでも細くすれば初期掛かりだけは格段によくなる。
だが、それに反してキャッチ率は工夫すればするほど下がっていった感がある。

この事を書いてしまうとコレだけで一章喰ってしまう気がするが
辿りついたのは活性によりフックを変えるという非現実的なモノだった。

つまりは我策未遂で終わったが同じラインナップのミノー群を3個セットとし
標準・高活性・低活性の場面で河川に持ち込むボックスを変更するというもの^^;
そんなことを繰り返しながら細軸化と多様化は更に進む。

捕獲率100%?

しかし「絶対」という結果には結びつかず時は流れた。
ある日。。。釣具屋で針を眺めていたところ見慣れないフックが目に留まる。



捕獲率100%?


本流用として♯10番に関してはDコン純正をメインとしているせいか
同じ10番とはいえ測れば分るという程度の太軸である
バンフック社トリプルは一度購入しただけで以来購入する機会もなかった。

ショートシャンク=軽量化
これに興味をもった私は再度使用してみようと購入したのである。

自宅へと帰り本流用フックが収まるボックスへと放り込む。
そして後日にフック交換の機会があり試してみようかと思いつく。
どれだけノーマルと比較し軽量化が図れるのかというワケだ。
そのノーマルのフックを取り出し愕然となった。。。

DT....5.....?


さん???( ̄O ̄)


購入したのはDT44
つまり太軸傾向を嫌いDTシリーズを買っていなかった私が
勘違いし更に太軸を買ってしまったのである。

当然のことながら眠りにつくことになったDT44B。
しかし細軸化を極限まで進めていた私に転機が訪れた。
細軸ならではの、ある現象に着目し始めたのだ。

「ある現象」と、もったいぶった書き方をしているが
たしか村田 基氏が提唱したバイトの瞬間のフック変形現象で
単に名前が分らないし検索しようがないといったのが実情。

細いがダメなら太くと.......
まぁ...我ながら安易な考えではあるが
もしコレで何かの方向性が見えてくればとミノーに装着し河に臨んだ。

これが自身でも驚く内容となった。
もちろん相手の高活性に助けられた格好なのかもしれないが
9尾連続で一度のバレもなく全てキャッチという結果に.....。

結局のところ、この日の釣行でキャッチ率は100%
遡ること3~4年以来の珍事という格好となった。

もちろん来期も含め従来のフックと織り交ぜ長期的なテストが必要ではあるが
刺さりに関して細軸に優る要素としてはブレのない貫通性能しかない。

どういった結果が待っているのか想像の域は脱することはできないが
細軸化の一途を辿った末に今度はキャッチできないという路線に
一石を投じた太軸フックだったことを報告したい。

尚、前に記した「なんちゃら現象」氏の解説によれば
力の加わった一瞬のうちに変形し元に戻るので本人は気がつかないとの事だった。

何とも奥が深いフックの話。
あまりにも深すぎて、なかなかココでは扱いきれないというのが現実だ。


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この記事へのコメント
フック...出口の見えない永遠の課題(汗)
最近は全然本流やらなくなって渓流オンリーになってるからそこまで悩まないけど。

渓流では最近はイトクラフックかST1.56or11かな。
秋のスレた山女魚にはST1シリーズで遡上魚いる場所ではイトクラかな。
ちなみに今はタックルバランスよくなったのか掛け損ねはあっても、掛けてからのポロリは皆無になりました!
Posted by red-koujired-kouji at 2014年11月23日 13:16
koujiさん どもどもぉ^^

>出口の見えない永遠の課題(汗)

ホ・ン・トだよ!^^;
ある程度のトコで妥協すればいいんだろうけどねぇ。。。

>秋のスレた山女魚にはST1シリーズで

キスバイト対策ですか?(笑
1.56じゃなくて1.51が欲しいよ。
って前に言っていた気がするわ^^;

>掛けてからのポロリは皆無になりました!

.........非常に焦る、その一言。
ってか最新記事がオイルフィニッシュのノブかい?
んじゃ次回は足並み揃えて、その話にするわ。

次の記事見てからココにアクセス^^
ttp://www.ohtaoilmill.co.jp/takumi-sanple/
「純正荏油」は間違いなくチョイス。
Posted by よかぜ at 2014年11月24日 19:48
 
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捕獲率100%?