河が開く。
本日3月「いっぴ」は多くが迎えているであろう渓流解禁日。
おそらく2009年頃までは平日であっても休みを取り
1日の夜明けには渓に立ちたいと考えていた事だろう。
都合が合おうと休日であっても
行こうとも考えない今とは大きく感覚は違う。
過去、思いつくコト全てを解禁初日に行ってみたが
解禁=一部を除いて(密猟者)初めて..もしくは
久しぶりに見る疑似餌に好反応を見せ良いのが釣れるのではないか...
または越冬モノはともかく数が釣れるのでは?
(当時は例に漏れず数を追い求めていた^^;
しかし現実的には仮定した内容は再現できず
まさかと思った養殖ヤマメで初の解禁直後の爆釣を経験し現実を知った。
確かに3月にしてはありえない好釣に
未だ数も価値観の対象に入っていた私は愉しかったが
帰宅途中の虚しさは未だ記憶に深く残る。
結果、翌年より放流狙いの釣りを封印。
その後も養殖物を除くネイティブの可能性を各所に追ったが結果は出ず...。
最終的には水況・水温等にて疑似餌であっても
追いが認められる時期まで釣行しないという選択枝に至り数年が経つ。
解禁直後は水温が低いのが通例。
威嚇の釣りを展開しても攻撃性を持つ個体は居ないし
食性に訴えても本物のエサには遠く及ばず...。
盛期に向かい、より栄養価の高いベイトを追うための体力を温存し
楽に捕食でき尚且つ本物だろう餌を少ない体力で口にする程度。。。
要約すると、より本物に近い餌に目の前に長く留まる捕食対象が絶対的に有利。
悪いことに、その類の人種は多くが数を自慢したがる傾向にあり
明らかに15cm以下でありつつ数こそと言わんばかりに
死体の山をWeb上にupしているのが悲しくも現状となっている。
対価を払い食することに異議はないのは変らないが
数こそ全ての彼らは消費できないであろう死体の山を築くことに全てをかける。。。
いずれにしても2019年解禁。
他人に理解されずとも価値観ある一尾を追いたいという気持ちに相違なし。
逆に今期も価値ない複数尾に興味ナシ。
生まれて初めて渓に立った2005年の一枚
奇跡的に一投目にてヤマメに出逢い
2尾目は5時間後という自身忘れられない第一歩の日。
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