HG最終釣行 Ⅱ
いよいよ早いもので今週末+1日で本州は禁漁ですね....。
毎年のことではありますが何をやってよいのやら(-_-;゙)
20日で終了となりましたHG渡良瀬川水系の最終釣行の続きです^^
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予定になかった岩魚の峪を脱し山女魚の流れへと向かう。
時間的にもロスが大きかったがために手前の一本を見送り先の流れへと向かう。
今、思えばコレがどういった影響があったのかは誰にも分らない。
この渓は毎年、自身にさえ回数を制限している流れ。
今期は水量等の事情もあり禁漁間際において初の入渓となった。
決してサイズは問えない細流なのだが
そのサイズ云々を越えて多種多様な綺麗な山女魚が出迎えてくれる渓だ。
この流れを発見し出入りをして5年ほど経つのだろうか...
尺山女魚などは夢の夢で、これ以上ないタイミングで入った時に釣れた
27cmが今までに見た最大値というデカいの希望な方には向かない流れ。
多種目を含めトラウトアングラーのなかでは
開眼卵放流を含め人の手の一切加わっていない本山女魚
すなわち天然モノは本州河川において存在しないというが定説ではある。
しかし管内でも唯一にして「もしかしたら?」
と思わせる個体が細々と生息する私にしてみれば貴重な渓なのだ。
水温を計り少し驚く15℃
いったい、この数値を、いつ以来見ていなかったのだろう。
それと同時に記憶より若干ながら多めの水量もあって期待は持てる。
ここのところ場には合わない大きめのミノーに面白みを見つけていた私は
70mmか67mmを結びたいところではあるがココでは御法度。
実際には実現しなかったことから偉そうなことは言えないが
ここの渓魚の保護の意味合いもあり
バーブレスシングルを装着したものを専用としようとしたことがある。
大きいミノーでは必然的にトリプルならば最低でも♯10番
テールはシングルを採用している私にしてみればシングルは♯6番となる。
それでは、あまりにもダメージが大きいという判断だ。
この流れに来ると使用頻度が高いのはバルサ蝦夷45s
純正フックは外しフロントをST11♯14番のバーブ半潰し
テールは同じくカルティバS-55バーブ半潰しを下向きにセット。
やはり人の出入りなき場の山女魚は素直だ。
通常仕様ではないのでバレや撮影時の逃走は多いものの
それを軽く賄える程度にバイトしてくる。
サイズは小さいものの今期も個性豊かな山女魚の登場に期待し尚も釣り上がる。
途中、先の山女魚とは異なるタイプの色彩をまとった山女魚に逃走され苦笑。。。
撮影用の生簀に写りこんでいたのは尾ヒレだけという画像で思い出す。
他のタイプを求め進むと一片の記憶もあるココにしては大場所。
とはいえ水深は70cmほどしかない。
引き代を稼ごうとバルサ蝦夷を奥の岩にぶつけ大破。
最後のカラーYMOだったがバルサが見えてしまい素材に浸水してしまった。
これにより手持ちのバルサ蝦夷45は残4つしかないという現実。。。
他の蝦夷に換装し奥を狙うが大胆になれず手前に着水。
それが良かったのか悪かったのか先に出た最大値27cmクラスのチェイス
しかし元の付き場へとUターンして万事休す。
相手がヤマメだけに場を寝かせながら手を変え品を換え粘るが
一投毎に、どんどん興味というのか反応が薄くなるのが見てとれる.....。
ここまでくると扱いは尺狙い並み...しかし、このアツい瞬間が非常に愉しい。
ダメ元で67mmミノーを取り出そうと
背中の小さなBOXを開けると、そこに見えたのはセルタ3.5g
未だ扱いには慣れていないがスプーンでも試した今となっては
視覚的要素からいっても頼らざるを得ない王手飛車取り状態だった。
それほどまでに欲しいと思わせる偏向越しに見えた個体色。
今まで攻めた筋を一本外し外側の静場にスピナーを引いてくる。
最低でも尺あっての秋色等の意見もあろうが
今の私にとっては非常に嬉しい一尾の山女魚だった。
更なる感動を求め上流域を目指す。
予定を遥かに上回る時間を割いてはいるが
サイズではなく個性的な色合いを身体が欲していた。
数匹の山女魚ののち脱渓を意識したころの更に別タイプの山女魚。
こんな色彩の尺山女魚など獲ることができたら気絶するかもしれない。
この流れにおいて残念だったのは地山女魚の画像が撮れなかったこと。
表面にウレタンコートしたかの様な
本山女魚と呼んでもよい個体を2尾ほど見かけたが全て生簀から逃走してしまった。
車へと戻り時間を確認すると残り時間はあとわずか。。。
この時点で過去の実績ポイントだけを叩くという構想は吹き飛んでいた。
タバコ一本ぶんの時間で身の振り方を考える。。。
To be continued...。
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