掛けたはいいが...。

yokaze

2019年04月11日 22:14



それぞれの物語が単発で見ると全体像が見えないであろうコトから
順番にリンクを貼っておきます。

なぜラインを変更したのか?
その悪夢のような結果は?

この書き出しで生理的にダメな方々はCloseを(; ̄ー ̄)


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中禅寺湖らしからぬ暖かさの中.....
心を粉砕骨折させたのはノリで交換したPEライン0.6号

想定していた場がアングラーの撤収により空いた事から
最後のロストから組み直したシステムにて小移動。

心は折れていたが場を変更したことで
いつものスタイルの如く着水したら即巻く水面直下の巻き専用と謳ったスプーンから...

沖では何も起こらない、いつものパターン。
かと言い手前のブレイクでもない中途半端な位置で不意の魚信。
いつもであれば「ようやくか...」という場面ではあるが。。。

一瞬で思い起される今日に限っては「この後が難関」
先の出来事で気弱な設定のドラグは泣きわめき.....

一旦止まった辺りで沖での大ジャンプ。
その時に見た魚は正にブラウン。

管釣り時代では時に数多く見たトラウト種ではあるが
ネイティブという括りでは一度も捕えたコトない魚種。

機会があれば狙いたいと考えていたが
年に一度の中禅寺湖に向かう際に解禁初期というのも
自身あまり現実味がない部分があるのかもしれない。

事あるごとに何度でもジャンプする個体。
ライン強度に問題があればドラグを有効に使い場を優位にもっていく.....
それは他の釣り場のハナシ。

時に底に向かう途中にはブレイクがあり
フロロならともかく根擦れに弱いPEでは擦れば0.6だろうが1号だろうが不利。
そこでエッジに擦られない主導権を持てるライン強度が脳裏に再浮上。


右に左に表層・底に縦横無尽に暴れ回る個体は目視と手応えから50前後だろうか?
良ければ50を越え少なくとも50を少し割っている程度といった感覚。

さほど私の敵といった感はないが
今の私にとっては40ですら何が起こるか分らない条件下に居る。

いよいよ勝負のブレイクラインまで来た。
今思えばブレイク沖で十分に抵抗を抑え込んだ上で浮かせて獲れば良かった。

相手だって必死だ。
ブレイクを越えるか否かという場面で底へと突っ込んだ。
その場面を見た私は反射的にスプールに指を沿えフルロック。

ありえないテンションで悪魔のラインは切れた。
未だに解らないのはブレイクエッジに擦られ切れたのか
フルロックした故に軟弱ラインが破断したのかである。

いずれの結果にしてもネイティブ初
中禅寺湖初のブラウンは手を逃れた。。。

不思議なコトに、この時は悔しくなかった。
それほど逆に獲れれば奇跡といった内容の事柄を体感していたからだろう。

しばらくは岸に座り込み選択肢に悩んでいた。
掛けても獲れないならば帰るか...続けるか.....。

結果...続けることにした。
理解されるか判らないが10万持ってパチンコ屋に行き
9万をスりこみ残り一万をどうすべきか.....

実生活でも残さず打ち木っ端微塵の玉砕を行ってきた私。
後で後悔するのだが何事にも中途半端が嫌いなのである。

「めざせ40cm以下!!」

このワケの判らない目標を掲げ釣行不可能になるまで居る事を決意。

この事により報われたワケではないが
今回の惨劇を引き起こした全貌が見えてきた2019中禅末期。

何と悪魔のライン200メートルを使い果たし
下巻きとしていた従来のメインラインが顔を現したことで判明した基本的事実。





...To be continued




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