流れに旬を問う 3/22釣行FIN

yokaze

2015年03月29日 08:45



3月22日
今まで見向きもしなかった下流域を探った釣行記の続きとなります。


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本来行くはずのなかった本日2本目の流れへと車を走らせる。
今回の趣旨を思いついたときに候補として挙がったホームとする渓のひとつだ。

まず大前提とし通常区間に魚影が濃いと感じている流れというのがある。
わずかな生き残りが越冬のために超下流域に下り
適水温であったり出水によって通常区間に戻るのでは?

ともなれば通常区間でさえ魚影が少ない流れを選んでは
比例して挑戦区間の生息数に直結するからだ。
まず自分でも、あり得ないほどの超下流域に行ってみた。


.......入りたくねぇ(;一_一)


どこを、どう考えても渓流魚が生息しているように見えない。
自己記録用の画像は撮ってあるが写真に収めるのすら抵抗があった流れ...いやドブ。

9年間ものあいだ自身の考えに基づいて
岩魚を除き、ほとんど生態生息域を限定できず3月の釣りは無残に過ごした。
実際の渓流修行時代の2006年、弥生釣行記に綴った記憶のある台詞。

「まさか。。。何者かが毒を流したのか?」

前の年の盛期には間違いなく姿を見る渓魚だったが
半日掛けランガンで辿った距離に一尾も姿を見なかったときのものだ。

今まで探ったことのないエリア。
それが自身の感覚では居るはずないと感じていた下流域なのだ。

しかし改めて目の前にすると抵抗がある。
ホントに入るつもりかい?アンタ...と独り言が出てしまった。

けれども今期3月は【自分に背く】がテーマ。
ウェーダーが臭くなるのを覚悟し場に臨んだ。
驚いたことに最初の現場の水温は13度だった。
(参考数値予測 上流平均7.5℃

小一時間後.....
一人で苦笑いしながら車へと戻る私が居た。

こんなコトを繰り返しながら少しづつの移動をし探釣。
もはや、このあたりの時間帯では精神崩壊していたのだろう.....。
釣行記録用の画像も極端に少ない。

次に臨んだのは、いつだったか...秋山女魚を追って禁漁間際に
可能性を潰すために探った通常生息域から2キロほど下流。
何となく先が読めることからも間違いないだろう。

そこに現れた周囲の場に合わない深み。
ほどよく流れも効いておりココに居なければ周囲には居ないと断言できる場。

リーダーに繋がるはレイチューン旧TX50
モーションに入りながらもリリースすることを止めた。

ある思いから換装したのはセルタ3.5g
つまり年間に数回しか投げることないスピナーをチョイスした。

深みを通り越し上流へと着水したセルタ。
目を凝らしブレードが回転する最低速度を模索調節。
すると、どこから現れたか「ヤ豆」がバイト。

.....いつも思うことだ。
小さいながらも反応を見れることは有難い。

それを盛期になれば眺めることなくリリースしてしまうのだから
何とも自分の価値観のギャップを反省する瞬間だ。





今回の趣旨で初めて渓魚生息地に足を踏み入れたようだ。
ならば別個体も居るのでは?と下流の瀬に先の山女魚を放す。

反対側の筋に元に戻したTX50rssでのアプローチ。
すると似たサイズの山女魚の弾丸チェイスにてヒットした。

少し長めに遊んでいると視界に入ったのは28~9の銀色の影が底付近で翻った。
ある程度の懐を備えたポイントなら良くあることだ。
場荒れを避けるために、や豆には2つ下の瀬へと帰り願った。

そこから場を休め一つしか持たない復刻蝦夷タイプⅡへと換装。
本日初めてとなるハイパートゥイッチにて躍らせたが姿を見ることは2度となかった。

先の半日と今回の下流域を探った弥生の釣り。
数少ない出来事を今後に活かせるかどうかは...自分次第だろう。

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