本山女魚の細流 7/11釣行最終章

yokaze

2015年08月06日 19:31



やはり筆が重く感じる今日この頃です。
細かい部分は抜きにして片付けてしまいましょう。
7/11付 HG両毛漁協管内釣行の続きとなります。


こういうコトを世間では「手抜き」というらしいデス^^;


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比較的、簡単に考えていたミノーの細工。。。
奥のテとしてはダメになるのを覚悟でオリジナルを真似するしかない。

これから始まる小渓シーズンを前にメインミノー不在という気持ち悪さと
久々となる小渓の釣りを謳歌したいという心持が交差する。

いっそ全てを忘れ問題のミノー登場以前の状態にに戻せばとも思うが
あの気分の高揚した動きを忘れるコトができない私が居た。
そもそも退路を断つために他のミノーは車中にて留守番状態。

とりあえず嫌な流れを断ち切るために河川を移動。
そこは細流がためなのか他人の影は一切感じない某沢であり
私がHG両毛漁協管内でも一番大切にしている場。

その細々と流れる沢に今期の一大事。
およそ沢クラスであれば渇水どころか干上がってしまったと想像できる今年の少雨。
渇水状態の本流を憂いでいた頭の片隅で常に気にかけていた流れ。

いつもの定位置に車を停め一呼吸。
もちろん、この位置から細流の状況は確認できないが
その前に避けては通れない選択肢がある。

ここから始まるだろうシーズンのためにミノー選定と加工を繰り返すのか
それとも.....。

結果、一旦ローギアに入ってしまった気分を払拭するために
ベストのポケットに入れたのはイトウクラフト専用BOX。
これには蝦夷タイプⅡを中心とし復刻蝦夷50sが収まる。

流れに降りてみると、ほぼ平水と決して思惑通りの水況ではないが
今日のところは過去ココが枯れたか枯れてはいないかを知るのが目的。

とりあえずタイプⅡの軽量化verを僅か幅1mの流れにのせるが
懐かしさと共に足りない何かを感じたというのが本音。

何ともアングラーとは贅沢なものだとも思うが
本音と記した限りは率直な感想なのだから仕方がない。
自然と沸き立つ思いとしては「とうとうバルサ解禁かな...コレ」

そうは言いつつ憂いだ流れから小型ながらミノーに反応する影はある。
釣れるのだからコレで良いと思うのが大多数の意見だとも思うが
どうしても解せない不器用な自分。

渇水ながら細々と遠い昔から命を繋いでいただろう地の渓流魚たち。
どういうコトか管内全ての流れを歩いた私でも他には見ない本山女魚。
ところが何尾釣ろうともココならではの滑りに満ちた色彩には巡り合えないでいた。





何が違うのかと問われれば答えられないほどの
些細な違いなのだろうが何かが少しだけ違う。

そのまま釣り上がって行くと進もうとする私を阻む障害物が。。。
けれども、まったく問題ない。
先に進むために隠してある小道具があるはずだ。
それは4年前から変わらず同じ場にある。

そして先には私が生涯の目標として掲げる
この細流においての尺山女魚の可能性を秘めている場が存在する。

他のHG河川では単なる尺という基準だがココの尺は価値観が違う。
岩魚に換算すると50cmと同等と自身は感じるほど貴重な存在となっている。

その50オーバーの岩魚は管内で目撃したことはあるが
針に触れさせるコトすらできていない。
過去獲った最大サイズは47.5で止まり越えられないでいる。

それと同等とは怒られそうな気配もあるが
自身が感じる難易度でいえば妥当なセンとなってしまう。

色々と思うところアリで、そこを越えることはしなかった。
たとえ自分自身が過去最後の先行者になったとしても若干のスレは否定できない。
姿を見たワケでもないが近い将来の自分のために場を未来の自分に譲った。

何とか上記ミノーの問題を何らかの形で解決し
自身が納得できる動きで未だ見ぬココでの尺を誘い...そして掛けてみたい。
それが一生追ってですら叶わぬ夢とは思っていても。。。




7月11日 両毛漁協管内釣行 ~fin

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これが唯一、尺以下であってもメモリアル入りした一尾で
上記の沢から出た本山女魚と思える個体です。
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