諦めた先に... ~9/19Ⅲ
思えば明日は上期最終日。。。
一気に話を〆られるのか判りませんが話を進めたいと思いますm(_ _;)m
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ノルか反るか。。。
先の大水もあり想像ではあるが
産卵行動に出る個体は支流へと遡上したと思わざるを得ない反応。
一かバチか管内の地図を広げ最下流から一つ目の支流までの区間に狙いを絞る。
そういった経緯から有効支流の出合に向う私。
しかし地の利を知らぬ私を待ち構えていたのは御世辞にも出合とは言えない程度のモノ。
それでも遡上時期を逃した大型個体が次回の出水を待つという設定で
身を隠せそうなストラクチャーを中心にミノーを通していく。
不発^^;
今日という日が今期最終日となることを予感していたこと。
日釣り券を購入してまで赴いた事がなければ心が折れている場面だが
どんな結果が待っていようとも日没まで打とうと決心していた。
退路はない。
次なる手を思いつかない今やるべきことは別の可能性を探ること。
何らかのヒントを得るまで釣下ってやろうと。。。
どの位の時間が流れたか.....。
今やっている事そのものをバカらしく感じた頃だったと思う。
もはや惰性でポイントにミノーを送り込む私の目に
飛び込んできたのは勢いよく底から沸きあがる影。
マイ...タイム!
(直訳すれば「オレの時間」
それが小渓だろうが本流域であろうが
私自身が一番好むと同時に得意とするパターン。
いきなりのバイトに獲ってしまえればハナシは早いが
居ると分かった相手に対してミノー選択やらトレースコースに違いにより
反応を見ながら勝負を挑むのが愉しくもあり意義があると感じている。
先の場面をリピートし次なる手を考える。
まずフローティングシルバーベースからシンキングゴールドベースへとミノーを換装。
大概は同じコースにて基準色での反応の違いを見るのが定例だが
今思えば若干の焦りもあったか泳層を深く取った。
つまり変化点は3つあり更に次なる戦略が難しくなる。
先と変わらぬ勢いで急浮上する尺は堅い魚影。
それを感じた瞬間には手元に衝撃が伝わってきた。
不思議な感覚ではあるが「もう喰ったのかい...。」
逃せば逃したで、騒ぐのに想像より早ければ、それもまた不満が残る。
なんとも贅沢なハナシだ。。。
他の方については、どうだか知るところではないが
少なくとも私には掛けた時点で次なる勝負が待っている。
いわば、やっと第一ステージをクリアといったところだろうか。
獲ってこそ釣果。
けれども掛けるまでは数多くあれど「バラシ」が多いのも私の特徴。
しかし今期は過去と比較しバラシが少ない。
かなりの高確率で手中に収めているのだが思いつく要因が2つある。
一つはメインフックの変更。
バラせばばらすほど更に刺さりの良いフックと細軸を選択。
ところが意に反して良い結果どころか今度はフックを伸ばされアディオス。
であれば今までやっていない逆を試そうと標準から中太軸路線へと変更。
これは私と同様にして迷宮に迷った方々にとっては不思議だろう。
単なる刺さりという意味では細軸の方が貫通力に長けるのは間違いない。
「ただし刺さる瞬間に形状が変化しなければ」という条件付きだ。
これについては戯言を語っていると何章も食うので省略。
もう一つの変化としてはポンプアップの廃止。
過去、止水においては実績があったと思っていたファイト中のタメだが
一瞬のラインの緩みには対応しきれていなかったのでは?との疑問からのこと。
例えば10番手の一般的なトリプルでいえば
シャンク部分は僅か1cmといったところだろうか。
つまり綺麗に1cm以上の弛みがあれば極々簡単に接点は外れる。
そこで人間の感覚では感じ難い緩みを排除すべく
ドラグが効き実際には巻き取れていようといなかろうと
一定のテンションで巻き続けるというもの。
今回もまた相手の動きに関係なくロッドは一番良い仕事をするだろう角度に保ち
ドラグによりスプールが逆回転していようが何だろうが一定の速度で巻く。
今のところは功を奏してかバレることなく手前に寄ってきた相手。
反転した影やら引きから察して尺を少し越える程度かと思っていたが。。。
あれ?長い???
To be continued.....。
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無駄とも思えるコレこそトラシス流.....だった(;一_一)
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