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2013年06月28日

山女魚とヤマメ。。。



この釣行日あたりになってくると時期的なモノで相当の焦りがありました。
例年で言ってしまえば期日までの残釣行予定が2日程度といったところです。

とても豊漁とは予想していなかった今期の渡×瀬川でしたが
ここまでの不調は予想をはるかに越えるモノでございました^^;


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さて迎えた予定釣行日の早朝.....夜半過ぎ。
2つに1つという選択に自宅を出発するまで悩んでいた。

偶然にも、その選択とは渡鱒の位置特定という内容の関係から
自宅を出て右に曲がれば管内某エリア向き
左折すれば賭けともいえる、やはり管内某地域への方向だ。

今期、同個体、渡鱒を追う同志メンバーの情報も加味し
位置特定に努めたが、推論A~Eまで存在し、いったいどれが正解なのか...。
または5通りの予想以外の答えがあるのかさえ分らないという気味の悪い年となった。
同クラブの参謀とし不甲斐ない結果に終わりそうな今期である。

そこで考えることすら面倒になった。。。
というより、ことごとく予想が外れたことで逆に考えない釣りを展開しようと.....

「考えた」のである(笑

そうなれば考えることは何ひとつない。
要は今期の状態云々ということを加味せず場を限定してみようとしたのだ。
それは自身が例年の同じ日付けで追ってきた平均的な場を叩くというものだった。

....これはきっとトラシスにおいて珍しい記述となると思う。
実は、あまりに特異な状況下にあった今期の渡×瀬川において
管内「昭和橋」から上流域を一切打っていないのだ。
これが何を意味するのか管内アングラーであれば察することができるだろう。

考えない地域限定で迷いなく行き着いた場は管内某所。
先に出た渡×瀬本流歴7年で同じ季節感での中心的な実績も伴う場だ。

先行者の影を危惧しながらも駐車スペースには車がない。
未だ明けぬ夜空の下で準備を整えた。

河を見てみると決して悪くはない水色と水量。
もし今期が特異な状況でなければ『 もらった 』とも言える環境だ。

夜が明けても河の様子を見に来る後続の他アングラーは居ない。
今日は安心して、じっくりと攻めることに徹してみよう。

先に書いてしまえば区間を6時間かけて釣り下った。
いつもであれば最速で3時間といったところだろうか。。。
シーズン的にも末期だったことから「とりこぼし」は許されない事態だ。

比較的、早くに一つの答えが返ってきた。
わずか5投ほどで力強いアタリと共に手中に収めたのは「尺」丁度のヤマメ。
本来、本命の魚ではないが素直に嬉しい。

山女魚とヤマメ。。。
そこから時間にして10分もしないうちに2尾目の尺以上あるヤマメ。
また30mも釣り下らないうちに尺は切ったが泣き尺のヤマメ。。。
さらに釣り下りポイント的に気配を感じミノーを通すと尺ヤマメ。

しかし、これが人それぞれの価値観というものになるだろう。
どれもコレもヤマメであって「山女魚」ではないのだ。
一目瞭然で判別できる元は養殖所育ちの成魚放流ヤマメ。

関東エリアには尺で有名な河川が存在する。
この釣りを始めたころは一度は行ってみたいと口に出していた超有名河川だ。

ところが数年前に実際に釣行した釣友の想像もしない現場での様子に驚いた。
場を見渡すと、あちらこちらに見える魚影は全てが尺ヤマメだったという。
実際に釣ってみると、やはり釣果の方も30.3cmを越えるヤマメ。

そして現場で友人が地元アングラーに聞いた話では
釣れるのは18cmのヤマメか30.3以上のヤマメの両極端だという。
この時に合わせて聞いたのが尺あるヤマメを放っているという驚愕の河川だった。

尺ある鱒を放流すれば尺が釣れるのは当たり前の話で
これを否定できる人物は世に居ないだろう。

確かに尺とは一般には30.3cm以上というのを指しているが
我々アングラーがいう「尺上」とは30cm以上の数々の人の手を逃れてきた
なかなか簡単には目にすることのできない山女魚を無意識に指しているのだと理解する。

そういう意味で目の前の25cmほどで放たれ
若干、育った程度のヒレの欠けた放流モノをサイズは30以上あっても
「尺上」とは表現できないと初めて魚体を目の前にし思った。

実は今までもヤマメと山女魚は区別して釣行記を作成していたが
これからは、この本流河川において「尺」という表現は慎みたいと思う。

もちろん放流されていない区域の釣りより遥かに楽しいものではあるが
目の前のヤマメを前にし色々と考えさせられる釣りとなったと同時に
これだけムラのある管内に苦笑いしてしまった私。

尚も先シーズンには釣行記に登場することのなかったFミノーを中心に釣り下る。
使いこんでみるとフローティングのメリットが多々見えてきたことで
今期の中盤からミノーBOXに増殖進行中である。

唯一できないことは沈めて探れない事だけであって
それを場的に補うミノーさえあれば、まったく問題ない。

最初こそブランクに重量がノラない気持ち悪さがあったが
キャスティング法を変化させれば後は慣れの問題かというレベルまできた。

水深に合わせFミノーとシンキングのローテ。
せっかく釣れているのだからとゴールド・シルバーの両ベースもローテしてゆく。

一概には言えないが、この日の状況では銀ベースに軍配が上がった。
実にゴールドベースでは僅かなアタリ数発と一尾の33㎝ほどのヤマメのみ。
参考程度に先に書けば、この区間では計9尾の30前後を手中に収めた。

変化のあるポイントであれば居るだろうと思える場なら
手中には収められない云々は別とし反応のある昭和橋より上の某所。
これが常となってしまっては下流は精神衛生上打てないと痛感した。

本命である渡鱒については更に強いアタリののちに
針を逃れた魚体が表層に浮き若干大きめだったことと魚体の輝きで
「だったか?」程度のが一尾居ただけで「だった」とは間違っても言えない。

キリの良いところで場を見切り陸に上がった。
対時間で考えると9尾とは大釣りとも思えるが
そのほとんどが残念ながら先にでた30㎝前後の「ヤマメ」だ。

しかし、たった一尾だけ早期の魚なのか
流れに磨かれ立派な尺山女魚と変貌したのを画像に収められたのが収穫だった。

山女魚とヤマメ。。。山女魚とヤマメ。。。
各ヒレも発達した納得の一尾36.5㎝の山女魚


残されたシーズンも僅かなことから老体にムチを打ち
この日は条件さえ良ければ夕マズメまでの突貫釣行と覚悟していた。

さて。。。この結果をもとに自身が向かうべき場は?
今、登場した場は末期にして今期初と書いた。。。

次に据えた場は自身の考えでは何かと問題のある
対、渡鱒としては2011年6月から入ることのなかった区間へと向かった。


To be continued...。

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本日は私の素朴な疑問でのアンケートです^^;

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