ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2015年07月07日

久々の手法にて... ~6/18釣行Ⅱ



...仕事上がりの本流打ちは無くなったのに
どういうワケか日々疲れ方が一緒です(-_-#)
迫り来る歳には勝てないということでしょうか。。。

さて...本日は7月7日
世間様では七夕なのでしょうが私にとっては違うのです。

今から遡ること数年前。。。
渡良瀬川に参戦し狙うこと2ヶ月強を経て初の渡鱒を獲ったのが7月7日でした。

ですが今の知識で改めて見てみると
汽水域から遡上したものではなく単なる擬似銀化個体でしたね^^;
何はともあれ釣行記の続きとなります。。。


===========================


以前はコレのみと言ってよいほど使い込んだトリコ67HWをセット。
先の個体が浮いたポイントから
流れを垂直方向中心と考え上流45度の角度の位置に立つ。

目測と想像から狙うべき水深の底はは1.5mほどと推測。
そこに流速を掛け合わせトリコロールの着水地点は立ち位置から上流55度ほどに設定。
着水後はベールを戻さず左手で調整し半フリーの状態でミノーを落とし込んでいく。

当然、自身の立ち位置すら過ぎ下流へと流れていくトリコロール。
この手法を多用していた頃はナイロン5lb。。。
今現在は浮力もあるPEなので若干多めにカウントし調節。

ココというポイントにきた所でベールを返し1アクション。
横と縦の水流を受けたミノーはボトムから浮上しながらUターン...。

これ理想^^;

PEだからと余計に沈めたのがマズかったか
それとも身体に馴染んだトリコ「改」の沈下速度感覚が鈍ったのか。。。

何とアタリとして感じたのは一切動かぬ相手.....。
つまり地球を掛けてしまったのだ(〃_ _)
何とかPE+フロロ7lbのおかげで回収には成功したが何とも情けない。

この痛恨のミスで相当、相手は警戒心を強めたと想像できた。
ミノーをメインに戻し更に距離をとっての下流を打ち2クール目。。。

初回ではアタリはなかったものの
この日の水況ならば触っていない個体が下から差してもおかしくない。
けれども何の魚信もなかったことから如何に今期は数に劣ると再認識した。

この状況を踏まえ効率が良いのは上流域に他の個体を追うこと。。。
しかし先に浮いてきた個体の正体を知ることで今後の動きも違ったものとなる。

もう一回だけ。。。
30分ほど前に失態を犯した立ち位置へと再び立つ。

底スレスレを狙うために着水地点の角度を調整変更。
今度は上手くいったようで狙いを定めた地点まで妙な挙動は感じない。


ココだ!!


水流を一気に受け急激にボトムから跳ね上がりながらのUターン。
一瞬の出来事ではあるがダメかと思った次の瞬間にシッカリとした魚信。
ゴン!ゴン!と首を振る挙動からしても本命である鱒は間違いない。

しかし決定的な重みには薄く決して狙うサイズではないのは明白。
ここで私は今までにない行動に出た。

比較的軽めに設定してあるドラグ。
「大」が付くサイズではないがラインを引き出していく。
けれども巻くことを止めずドラグが滑って巻いても反映されない。

勘の良い方なら私が何をやっているのかナニを試しているのかが想像できるだろう。
どんな状態であっても巻いているという事は
そのスピード以上に手前に走らない限りラインは決して弛まない。

ある一定の力が加わり流芯に走ったとしてもドラグが効いている限り
巻こうが溜めようがラインは常に張った状態にあるはずだ。

自身でも感じられないようなバラシの原因である一瞬の緩みをどうにかできないか?
と考え以前から一度試してみたかったのだ。

正直、積極性に欠け消極的な手法にも感じたが
煩いと感じるほど鳴き続けるドラグを無視し壊れた機械のように一定で巻く。

結果、怪しい場面もないまま
ネットに収まることとなった渡良瀬鱒37cm。






久々の手法にて... ~6/18釣行Ⅱ久々の手法にて... ~6/18釣行Ⅱ







大喜びするサイズではないが諦めず打っておいて良かった。
今期の渡良瀬川は超渇水により大型を中型が追い越す逆転現象は間違いない。

更に身軽な中型より一つの行動に大量の酸素を必要とする大型個体は
残念ながら遥か下流域で果ててしまったと推測している。

今だからこそ書ける事柄だが
渡良瀬川本流は今シーズン2度の瀬切れを起こしている。

瀬切れとは普段から地形的にチャラ瀬の部分が
更なる異常な減水により川ではなくなってしまったことを差す。

その部分から下流域には一切の水の動きそのものがなくなり
異常なほどの高水温と低酸素状態が続いたという内容。


.....さて、この個体を確認し何を思う。。。
ここにも記した通り群れのセンは極めて薄い。

普通で考えれば今日という天が与えた「機」によって
各大場所から動いた個体を追った方が効率はよいはずだ。

すぐに思いつく場は2ヶ所ある。
しかし思うところありで上記に該当しない場に向う私が居た。

今、目の前の釣りたいという欲より
今期の渡良瀬を更に知りたいというモノが上回ったのだ。


To be continued...。


================
希望は2部構成でしたが3部となってしまいました^^;

にほんブログ村 釣りブログ 本流・渓流ルアーフィッシングへ
にほんブログ村

↑ 詳細を省いたらトラシスぢゃない!という方はクリックを...
いや。。ね。。。適当に写真並べてアップというのも
手軽だなぁと思いつつ早10年ですよ(;一_一)
================







埼玉県熊谷市プロショップ オオツカ本店HPへ
                                 
究極のこだわりの逸品の数々がココに。。。 Zip Baits HPへ
タックルハウス HPへ メインミノーのバフェットです。
スミスHPへGO! SPECIAL STREAMLINE にほんブログ村 釣りブログ トラウトフィッシングへ
工房青島
TIMON 倶楽部「渡良瀬人
KNIPEX
バリバス トラウトアドバンス
Simms
このブログの人気記事
倶楽部Troutsystem告知。
倶楽部Troutsystem告知。

3.11追悼の意
3.11追悼の意


この記事へのコメント
今日が最後と決めて行ってきますた。yokazeさんを見習って頑張りましたが雑巾やまめ一枚で終わりですた。
もう疲れた。
Posted by ごん太 at 2015年07月08日 22:32
ごん太さん お晩でございます^^

>今日が最後と決めて行ってきますた。

というコトは昨日ですね。。。
いつからだか渡良瀬を諦めて以来は水況を見ていません。

今見る限りは水温を除き厳しい状態だったことが伺えますね^^;

>yokazeさんを見習って頑張りましたが...

私は全然頑張っていないですよ^^;
例年の30%以下の実釣時間ではないでしょうか(; ̄ー ̄)

>もう疲れた。

だいぶ今期は渡良瀬に力を入れたようですね。。。
今年は一本の価値が異常に高い年となってしまいましたね(-_-;゙)
せめて例年だったら、どうだったか。。。ε-( ̄ヘ ̄)

お疲れさまでございました<(_ _)>
Posted by よかぜ at 2015年07月09日 19:49
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
久々の手法にて... ~6/18釣行Ⅱ