ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2018年06月14日

鮮烈な3番目の記憶。



さて...書こうか書くまいか悩んだ内容となります本日。
いつの日か読み返したときに自身への戒めとし書き残すことにしました。

未だ最後の釣行記は起こしていなく。。。
話が前後してしまいますが、これから語るコトは今日の出来事です。


===========================


あまり真面目に釣行をやっていない今期。。。
全般、一生懸命やらないというワケではなく
要は必死になりそうな水況・状況が休日に当たらないというだけ^^;

数年そんな状況下に置かれたが
今期の本流シーズンも終焉が見え隠れ......。

そこを踏まえ有給休暇申請の嵐を起こしたのだが
これもまた本部長の意向により却下の嵐(〃_ _)

こんなコトを繰り返しては獲れないとばかりに
妥協案とし半日は出勤するという交換条件にて申請が通った。
それが本日というコトで話が始まる。

いつもの状況が良い河川選定ではなく
今日は、どんな結果だとしても行こうとしていた河がある。

永年のメインHG


渡良瀬川本流。


問題は入るポイントとなるが
当たり前のように情報は一切なく遡上魚を獲ろうとすれば盲目状態に見える。

前日に過去データと照らし合わせ
渡良瀬本流全域の地図を参照。。。

ものの10分で行くべき場が浮かんできた。
初期から出水をチェックしていた私は、どの段階で魚が差したかを追っていた。

話が長くなるので省略するが
AグループとBグループが存在すると予想していた。

今は、あそこで止まっている.....。
昨日の朝からリスタートしたと常に予想していたのだった。

果たして、そこは平日釣行。
先行者の影もなく快適な釣行開始となり水況的にもイケる気がしていた。

タックルは新鋭TS611+スティーズ「改」
今まではメインラインであるX8アップグレード0.8が組まれていたが
テストとし利根で使用しているピットブル8の0.8が巻いてあり....

リーダーは変らずフロロ7LBを使用したが
TSに合わせる格好で、いつものロングリーダ-ではなく50cmほどとしていた。
(これが後の事件の引き金に...(-_-#)
なぜTS仕様だけが短いのかはトラシス常連方々であれば知るところであろう。

何しろ誤差を含めココであれば、どちらに転んでも居るとの自信の読み。
最初こそヒントとなる追いはないかと偏光越しに
次か次かとミノーのバックを凝視していたが......。

何か計算間違ったかオレ?
どちらにしても渡良瀬の今期は数が少ないのは間違いない。
けれども短いチャンスをモノにした体力ある大型個体が初期には居た。
遡上に対し慎重な個体は大多数が館林で死んでいると読んでいる。

しかし。。。おかしい。
狙っている個体以外のバイトすらなく利根の釣りか?と思わせるほど静か。。。

もしココが外れていたとすると...
そんな転戦先を考え始めた頃のことだったと記憶する。

小さいアタリに身体が反応し相手は乗った。
その大人しい初期掛かりにアベレージサイズかと思われたが
一気に上流に走り底に潜って首を振った時点で50を確信。

毎度まいど書いている自身で確立しているバラさず方式にて対応。。。
一瞬で私の前を過ぎ今度は下流へ突っ走る。
その時点で何かが違うと感じていた。。。

未だ70クラスの鯉しか揚げていないTS611
けど相手が静場のコイとはいえバットからは曲がっていなかった。

それが最後の砦であるバットが曲がる寸前という状態に終止。。。
何度か35やら40程度の相手を掛けていれば察しはつくのだが
大型という意味では鯉しか掛けていない。。。

相手がいくつかというのを置いておいて
正直、60を焦点ともしつつのTS611は増水時では勝負にならないのでは?

まったく想像の域を脱する話ではないのだが
今、格闘している相手が60だったとすれば話は綺麗に納まる。
時間は掛かるだろうがバラす気は一切しなかったからだ。

それほど、どんな状態だろうが構わず巻くという技法が
私にバラさないという自信を植え付けている。
現に順序からいけば今の更新タイミングの第5の河の獲物も獲っている。

数々の獲物を獲っているが
今対峙している相手はヘタれない。。。
これは相当な時間が掛かるかもしれないと感じた頃に下流の景色が目に入った。

瀬から開き分流とまとまり一気に落ちる激流。
その時は感じなかったが
きっと深層心理的なトラウマとなっていたのだろうとは冷静な今の見解。

これを憶えていたとすればエクセレント級のトラシス常連さん。。。
似た地形で掛けたは良かったが一気に下られ
75m全てのラインを引き出されスプールが空となった遠い昔の過去トラ。

そこまで冷静だった私が今となって思えば
若干コトを急いだと思われる。。。

上記、構わず巻くメソットのキモである緩めのドラグを締め
更に指でスプールロックを数回。。。

切れた.......?

ナイロン全盛の頃では珍しくもないが
PEを採用してからラインが切れるというのは想定外と言っても過言ではない現代。

何が?どこから?
自信があったのに逃したショックと想定外の出来事にパニック。

それと同時に意図せず逃した事にココまでショックを受けるかという
意味不明の懐かしさすら感じている自分に妙なショックをも受ける。

切れたラインを回収するコトなく放心状態。。。
その時に脳裏に過ぎったのは似た経験による遠い過去の場面。
その後の2人の顔が鮮明に甦った。。。

また渡良瀬にて自己記録53.5を持つ私でも太刀打ちできなかった
推定60以上の個体にSTS72を折られたのも何の因果かココから上流に100m

鮮烈な3番目の記憶。
(凹んで座り込んだ岸からの撮影


どの位の時間が流れたか。。。
ようやく軽くなったリールを巻き取り先端を確認。。。

7LB(MAX9.5)のリーダーではなくメインラインのどこかで切れていた。
また結束部分ではないのは一瞬で理解。
8本撚りの先端部分が裂けていた。。。

その時点ではテスト初日のPEのせいに......
0.8で表記8.3kが聞いて呆れると....。

いい歳こいて心乱れた私は更なる現状把握に努める。
これは、どれだけ文才に長けていたとしても現場を見た人しか理解できないだろう。

表記8.3㌔と言っても直線結束の場合であり
言うまでもなく擦れに対しても有効な数値ではないのは周知の通り。

渡良瀬において5LBナイロンから始まり数々の苦味を知った私。
だからこそPEにおいてのロングリーダーに行き着いたのを忘れていた。

それが理想だったはずのTSを手にし
フロロロングリーダーがTOPガイドを抜ける違和感を嫌い
実戦より快適さを優先してのTOPガイド外となるショートリーダーだった。

あの頭の良い渡良瀬鱒は、もしかしたら何度か掛けられているのかもしれない
過去、一定方向に突っ走る個体は数々居たが
あれほど底に中層に...上流に下流へと動き回った相手は居ない。

指でのスプールロックの前に散々沈み石に擦られたリーダー不足のPEメインライン。
何とかブレイクせず耐えたが愚策のスプールロックに
上限を超え破断してしまったというのが私の見解である。

当初はテストラインのせいにした不幸だったが
呪うべきは私の読みの甘さと自分は逃さないという妙な安心感だったと。。。

いずれにしても奴の大きさを知るに
これから先に掛ける個体の大きさが参考になり判明する日が来るのだろう。

半日有給ということで午後から社に行き
外せない会議と打ち合わせをこなしたが
何を話し何を提案されたのかを憶えていない。。。(;一_一)








埼玉県熊谷市プロショップ オオツカ本店HPへ
                                 
究極のこだわりの逸品の数々がココに。。。 Zip Baits HPへ
タックルハウス HPへ メインミノーのバフェットです。
スミスHPへGO! SPECIAL STREAMLINE にほんブログ村 釣りブログ トラウトフィッシングへ
工房青島
TIMON 倶楽部「渡良瀬人
KNIPEX
バリバス トラウトアドバンス
Simms
このブログの人気記事
倶楽部Troutsystem告知。
倶楽部Troutsystem告知。

3.11追悼の意
3.11追悼の意


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
鮮烈な3番目の記憶。