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2013年04月12日

人生初の中禅釣行。



さて.....4月10日の中禅寺湖のハナシでございます。
ほぼ徹夜釣行を強行し閲覧の皆さんの声を反映しての記事作成の連投.....。

異例ではありますが先にクリックで労ってもらわなければ合わないです(;一_一)
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関東トラウトの聖地と呼ばれる神秘の湖「中禅寺湖」
トラウトシステムと名乗っているからには過去に釣行を模索したことはある。

一度は自身の入れ込んでいる季節とシーズンが重なってしまい企画倒れ。
一度は話だけ仲間と出ていたが釣行日を逃し行けず終い。
また一度は、そもそも中禅に合うタックルがない状態での声掛けに釣行を断念。

やっと全ての条件が整ったのが今回の初中禅釣行となった。
2011年に立ち上げた倶楽部「渡良瀬人」
そのメンバーの中に偶然にも影で中禅寺湖を崇めるメンバーが居たことが起因だ。

その彼に中禅寺湖の感想を聞くと
今までの私の周囲の経験者と似たようなことを口にする...。


「寺だけにアレは修行」だと...


トラシス常連皆さんは知っての通り私は人のやらない釣りばかりを展開し
場は違えど釣れないことが当り前の修行釣行ばかり。。。
そういった理由からアタリゼロの世界など怖くもない。

もちろんターゲットは日本ではココ中禅にしか生息しないレイクトラウト。
それを肉眼で目撃することを夢見て旅立ったのは当日の午前0時だった。

良いのか悪いのか深夜のR122は景色も変わらずヒマなドライブ。
まるで催眠術を掛けられたかのように睡魔が飛び回っている。

今回の道先案内人は先に出たメンバー「HITOTEMA氏」
彼とは現地集合との申し送りとしてある。

未だ朝も遠い夜半過ぎ未明に中禅寺湖に到着。
約束の時間にも早いので周囲を車で探索するとアングラーらしき車が多数。
目を凝らさないと見えない湖面は強風で波立ち海を想像させる。

しばらくしHITOTEMA氏が到着。
午前3時から日釣り券の販売が始まるとのことで最寄の販売所へ。。。

あとは、それぞれの釣座を確保し午前4時のスタートを待つのみ。
この釣り座。。。私も前日までにネットで地形を確認し
素人は素人なりに有効な場を考慮はしていたが彼に一任することにした。

ただ話し合っている時に彼に念を押したのは
直接の知り合いからの情報ならともかく
ネット等、又聞きの好情報を省いて場を決めてほしいと伝えた。

彼が選んだのは比較的アクセスもよい国道側。
当初は山側を3時半から歩くと言っていたが気が変わったようだ。

何ヵ所かを転々とし先行者の影を避ける。
時折、見える山側ではヘッドライトや現場での記念撮影だろうか...
カメラのフラッシュらしき光があちらこちらに見てとれた。

さて。。。しばらく歩き国道側の某所へと到着。
セットしてあるタックルを握りしめ夜明けを待つ。
着水地点が見えるだろう光量での釣りを展開開始。

まずは事前にシュミレートしてあった周囲の深度を把握するために
持参してあるスプーン・ジグの中間重量の16gでカウントダウン。
想像していたより、かなり深いようだ。。。

まずは御機嫌を伺うために表層とは言わないまでも
気持ち沈めた程度での早引き。

次に先のカウントの半分まで沈めアバウトだが中層あたりを探る。
何しろ同行者にせよ他の経験者にせよ夜明けが勝負というハナシ。。。
手返しを重視しボトムまでは落とさず開始20分ほどは巻きで勝負した。

一切のアタリを逃すはずのないPEラインの巻きに一切の変化はない。
どうやらボトムを探る同行者にもニュースはない様だ。

周囲も明るくなり水温を測ることを思いつく。
気温と風から察しても低いだろうとは予想したが驚きの2.5℃弱
いくら岩魚種のレイクとはいえ活発に追うのだろうか。。。

これを機に、どの状態にも対応できるように
一投づつ表層巻き・中層巻き上げ・ボトムノック
さらに立ち位置から右に投げれば次は左へと扇状に広くセットで探る。

どのくらいの時間が流れたか一切魚からのアクセスはなく....
釣れないまでもアタリの一つでもあれば展開の方向性だけは決まる。

良い時間帯とされる時は過ぎ8時も越えたころだったろうか。
私的には8時も過ぎれば日中と変わらないと考えている。

良い時間での巻きに反応がなかった事からボトム以外を諦めるためにもミノーを投入。
それこそヤケを起こしたかのようにトゥイッチしまくりの状態。
何種かのミノーを試したが状況は変わりなく軽いアタリさえない。

レギュレーションにより今期はバーブレスフックが義務付けされているので
BOXから選んだミノーのバーブを潰し対応。。。
おかげで意味なく4つのミノーがバーブレスになってしまった。

これで完全に中層から上を捨てることを決意。
そこで同行者のやっている釣りを休憩がてら観察。

ある程度は放置している時間と使用ライン
ロッドの角度に、その後のアクションを見ていれば何を狙っているのかは理解できる。

ところが同行者の彼が行う「スライド釣法」とやら.....
不思議な動きが幾度にも重なり何をしたいのかが判らない(笑

ボトムと決めたからには目の前の範囲の底を全て叩くつもりで探る。
果ては管釣りに使用される手法、デジ巻きまで試したが反応は皆無だ。
さすがは中禅。。。何が違って何が正解なのかさえ見当もつかない。

そんな折に同行者が発した言葉。
解禁から叩かれ沿岸を回遊している集団はスレているんでしょうね。。。

それを聞いた私は隣の岬で小型とはいえ複数ヒットしていたアングラーを思い出す。
遠目に見てもタックルと比較し妙に小さく見えたスプーン。

思いついたら即実行。
広大な湖ということで眼中になかった軽めのスプーン
さらに、その中でもシルエットが小さいモノに換装。

気が遠くなるくらい待ちボトムまで沈める。
浮いてきたと思えばラインをフリーにし沈め直し手前まで探る。
たしかコレもダメと諦めたころの事だったと記憶する。

手前のカケアガリを越えシャローに出たスプーンにチェイスする影あり!
この日の初めてのヒントに足りない頭を総動員。

そのまま沖ではなく手前のカケアガリに集中し
より丁寧にイメージを膨らますこと数回。。。
押さえるようなアタリに反応し合わせるとノッたようだ...。

しばらくのやりとりで浮いてきた魚体は写真でしか見た事のないレイクトラウト。
それが確認できた時点で同行者に出た言葉は「初レイクだ!」
偏光越しに抵抗する魚体は非常に美しく尾ヒレのオレンジが印象に残る。

余談ではあるが私はネイティブ個体が抵抗し
目を見張る華麗な魚体を水中で翻している画が好きだ。
それがために数々の獲物を逃してきたのも事実といえば事実なのだけれど。。。

その華麗な魚体は目視50cmに届くか届かないかの影。
今思えば不思議な感覚だったが、いつまでも見ていたい光景だった。
その距離は僅か1m以内。。。十分に掬うことはできたが圧倒されていた。

一部始終を目の前で見ていた同行者は気が気でないといった感じ。
彼に視線を飛ばしたワケではないが何故に獲らない?という空気が漂っていた。

すっかり忘れていたバーブレスフック1本。
何かの拍子に口から外れ生涯初となるレイクトラウトは悠々と去っていった。
しかし私は悔しさなどなく笑顔だったはず。。。

今まで数々のワイルド物を見てきたが
忙しいはずのファイト中に魅せられる個体に引き込まれたのは初めてだった。

当の本人、私より悔しがる同行者hitotema氏。
その彼に無意識に私が言ったのは「見れただけで十分だよ」だった。

未だ全体の許された時間は半分にも満たない。
何となくの方向性が見えてきた事で再度逢えるかもしれないのだ。

人生初の中禅釣行。
(良く見ると五右衛門みたいなのが映り込んでいますが?(笑


To be continued...。




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この記事へのコメント
こんにちは(* ̄ ̄)ノシ

「見れただけで十分だよ」…かっけぇぇぇぇぇ!!!!
言ってみてぇぇぇぇぇぇ(笑)
きっと私ならロッドを水面に叩きつけて悔しがりますよ(笑)

さっ、続き早く早く(*´艸`)
Posted by red-kouji at 2013年04月13日 11:44
koujiさん どもども^^

>…かっけぇぇぇぇぇ!!!

いやぁ。。。コレは個々の価値観だと思いますよ^^
そう思わせるほどにレイクは綺麗だった。

>私ならロッドを水面に叩きつけて悔しがりますよ(笑)

それを越えて固まった事はワタマスだったら何回もありますから^^;
Posted by よかぜ at 2013年04月13日 21:11
 
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