2013年04月16日
聖地「中禅寺湖」に臨む 最終章
さて。。。この人生初の中禅寺湖釣行記
何とか2部で締めようと考えておりましたが3部へと突入^^;
改めて自身の表現力の希薄さが浮き彫りとなりました(〃_ _)
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遅い昼食の後半、当然のことながら最終を〆るポイントについて話し合った。
自身では初めての中禅に素人の意見など何も役に立つはずもなく
やはりココは同行の先駆者であるhitotema氏に場の吟味を任せる。
山側か。。。好調が伝わっている国道側か。。。
二つに一つの選択において裏をかいたつもりが表だったという事は多い。
最終的には山側を選択。
今は亡きトローリングの釣友がその昔に良く言っていた。
変化に乏しい湖だからこそ風で波立った場と凪いでいる場の境に魚はつく...。
水深100mを越える場において表層1mほどの変化に影響されるモノなのだろうか。
未だ私は彼の過去の台詞に疑問をもっている。
果たして偶然に入った場の正面には条件に見合う筋目が伸びる。
この日、数少ないヒントしか得ていない私は試してみることにした。
時折、激しく横殴りともなる雪模様。
水温を測ってみると朝一から0.5℃しか上昇していない表層水温3℃
数投だけ波の筋目に巻きのみでアプローチ。
まったくの反応もないために今までに反応のあった手法に早々と切り替える。
気合を入れての遠投ではなく、あくまで目的は岸からの第一ブレイク
更に言ってしまえば、そのカケアガリの底部分となる。
地形を想像すると分かる通り
岸からはアングラーの気配を消すことができ
更に付いている魚がいたとすれば他人には叩かれていないことを予想。
それこそ、できることならブレイク沿いまでディープウェーディングし
真横に投げてやりたい所ではあるが一尾目を掛けた時点で浸水していたという事実。
結果が出ている今だからこそ、こんな風に語ってはいるが
実は思いついただけのことで確信もなくバカげた事はできないというのが本音だ^^;
さて。。。先に出た手法で早々にチェイスを確認。
しかし、その追いは弱々しく様子を見ているだけといったところである。
さらに、この第一ブレイクのボトム。。。
手前からの角度がキツすぎて相当PEラインを擦っているらしく
ラインはボロボロ...時折キャスト切れを誘発し空の彼方へとスプーンは飛んでいく。
こんなことを繰り返すうちにシルエットを抑えたスプーンは在庫が切れた。
何か他の方法を考えなければいけないと休憩がてら同行者の釣りを観察。
説明を受けるまでは何をやっているか理解に苦しむアクションの理由が分かってきた。
しかし、その手法は今日の中禅にマッチしないのか良い知らせはない。
ならば頭上で誘うのではなく低活性に合わせ目の前から誘うのはどうなのだろう。
まず、どの場面でも絶対の信頼をおくチヌーク17gを装着。
目の前で、どう操作すれば、どのように演出できるのかを把握するために
いろいろと試してみるが何か違和感がある。
シルエットは同じなので同14gをセットし湖底から舞い上がらせる。
狙ったワケではないが自作のアワビ貼りと相まって魅力的に自身では見えた。
その理由は何でも良い。
自身で釣れそうだと思えることが忍耐の釣りでは大切な要素であると信じる。
今まで同様、第一ブレイクボトムまで落とし待つこと数十秒。
何をやっているのかと言えば落ちてきたスプーンの存在感を消している。
何度でも言おう。
実際の効果はともあれ自身がそうだと思うことで救われる(笑
ココからは自身の想像の世界。
先に足元で確認した岩の隙間に静かに横たわるスプーン。
フォールでは視界に入ったが興味のないレイクトラウトが居たとする。
「何だ今のは?」というのが落ち着いたころに
岩の隙間の影から突然浮き上がる得体の知れない攻撃的物体。
そしてドラマのシナリオ並みに設定が決まりツボを刺激されたレイクトラウト!
底から離れ追ってはみたものの、どこかに疑惑があり様子をみる。
まるで、それを見透かしていたかのように軽いフォールが入る。
実はコレ。。。自身が考案したかのように語っているが
管釣りでは良く使われる速引き後のキックバックの縦版だ(笑
さらに、もう一つ暴露すれば
今回の初中禅が決まった時点で聞いた
過去に中禅寺湖の経験のある釣友のエピソードが大きなヒント。
彼は同じく早期で解禁に叩かれてしまった相手に苦戦を強いられた。
しかし結果として2尾のレイクトラウトを手中に収めた。
その2尾ともに根掛かりしたスプーンを回収しようとロッドを煽り
運良く外れたスプーンを回収している段階でしか掛けることができなかったというもの
「コレは釣果じゃないよ」と笑いながら話す彼のエピソードを再現してみたのだ。
では私自身はどうだったのか。。。
理論的には面白い発想だったが自身が飽きたころの事だった。
時は過ぎ...........。


「今回は遊ばず獲って!!」
同行者hitotema氏の激が周囲に響き渡っていた。
50㎝オーバーの渡良瀬鱒を掬うための間口41㎝ネットを遥かに超える魚体。
同氏によれば黒レイクと称される魚長は67.5㎝
初の釣行なので当然コレが自身のレコードとなる。
それと同時に過去に某河川で獲ったイトウ60.5を越え
ネイティブトラウトとしては自己記録を塗り替えた魚となった。
しかし、これを書いている今現在。
この日に一番印象に残るのはサイズこそ50cm弱だったが
これ以上の綺麗な魚が世に居るのか?と感じ逃したレイクトラウト。
次の釣行機会があれば自身の最大魚を追うのではなく
あの華麗な魚体に、もう一度心から逢いたいと思う.....。
4月10日中禅寺湖釣行記 ~FIN
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描写が細かいですがコレがトラシス釣行記^^;

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Posted by yokaze at 20:44│Comments(3)
│13年釣行
この記事へのコメント
おばんです(*゚∀゚)ノシ
湖の釣り、想像以上に奥が深━━━━━━いですね(^^;)
ハングオフ…ルアーの存在感を消す…キックバック…誰もやらない事をやる発想も大事なんでしょうね(^^)
私ならひたすらミノーをトゥイッチしてそう(笑)
いつか…いつの日かチャレンジしたい!
行くなら結婚する前か?(出来るのか?笑)
湖の釣り、想像以上に奥が深━━━━━━いですね(^^;)
ハングオフ…ルアーの存在感を消す…キックバック…誰もやらない事をやる発想も大事なんでしょうね(^^)
私ならひたすらミノーをトゥイッチしてそう(笑)
いつか…いつの日かチャレンジしたい!
行くなら結婚する前か?(出来るのか?笑)
Posted by red-kouji at 2013年04月16日 21:25
あっ…
忘れてた(汗)
ネイティブ記録更新&レイクGETおめでとうございますm(_ _)m
忘れてた(汗)
ネイティブ記録更新&レイクGETおめでとうございますm(_ _)m
Posted by red-kouji at 2013年04月16日 21:26
koujiさん こん^^
>想像以上に奥が深━━━━━━いですね(^^;)
深いのは水深だけで結構ぢゃ^^;
やっぱり視覚的変化で判断できないとねぇ。。。
>誰もやらない事をやる発想も大事なんでしょうね
最初に見た追いがスレ具合そのものだったですからね。
あのヒントがなけりゃ玉砕記事が決定ですよ。
>いつか…いつの日かチャレンジしたい!
気持ちは分かりますが、かなりリスキーですよ^^;
一緒に行くコッチの方が胃潰瘍になりそうです(笑
>ネイティブ記録更新&レイクGET
サンクス^^
もしコレを超えるサイズを望めばサクラかぁ。。。(;一_一)
>想像以上に奥が深━━━━━━いですね(^^;)
深いのは水深だけで結構ぢゃ^^;
やっぱり視覚的変化で判断できないとねぇ。。。
>誰もやらない事をやる発想も大事なんでしょうね
最初に見た追いがスレ具合そのものだったですからね。
あのヒントがなけりゃ玉砕記事が決定ですよ。
>いつか…いつの日かチャレンジしたい!
気持ちは分かりますが、かなりリスキーですよ^^;
一緒に行くコッチの方が胃潰瘍になりそうです(笑
>ネイティブ記録更新&レイクGET
サンクス^^
もしコレを超えるサイズを望めばサクラかぁ。。。(;一_一)
Posted by よか at 2013年04月18日 20:52